さぁいよいよ、後編。最後です。
ちょっと長いですよ~(笑)。
「WordPress」については、スタッフの努力の甲斐あって、私が手を動かさず口を動かすだけで制作が進むようになってきました。
ややこしかったり、規模が大きなサイトについては設計で手を動かすこともありますが、通常の受注の範囲であれば、スタッフが設計段階からやってくれます。
品質管理上も「WordPress」固有のチェック項目なども明らかにして、あくまでも制作物としての品質ですが社内のQMSの品質管理システムにも組み込みました。
分野を絞ってサイト構成をある程度決め打ちし、デザインも複数から選んで部分的な変更でサイトが作れるようなパッケージ展開もして一定の成果が出ていました。
このままずっと、これでいけるといいんですが、そうも言ってられなくなってきました。
というのも、繰り返しになりますが、当社は非営利団体のお客様が多く、ニュースリリース的(ブログ的)な時系列のコンテンツが主なコンテンツで、固定ページの比重はそんなに大きくないというお客様が多いのです。これなら「WordPress」でという話になります。
しかし、そうは言っても一般企業のお客様の案件もないわけではありません。特に過去にITやWEBに詳しい社員か知り合いが、静的HTMLで作ったサイトはあるけど、更新も止まっているとか、にっちもさっちも行かなくなったとか、製造業系では「ホームページもそろそろ持たないと」ということで、お話がくる案件も増えてきました。
こういうケースの場合、中小企業ですから、そんなに頻繁にニュースリリースがあるわけではありません。主に製品やサービスの紹介とか、いわゆる「ネット上の会社案内」くらいの位置づけで考えておられるお客様も少なくありません。B2Bの世界ではサイトすらなかったり、「ここ大丈夫か?」と思われるようなサイトだと商機を逸することもあり、「ネットでビジネス!」と意気込むほどではないけれど、一定水準以上のサイトを用意しておくことは必要です。これは特に中小の製造業系にいえる気がします。
よく考えてみれば、自社のサイトがそうでした。
お見せするのも恥ずかしいサイトなので、URLとかは公表しませんが静的HTMLで作られ、商品やサービス紹介が主で、たまに求人の案内などを掲載するだけなのでニュースリリース的なコンテンツが殆どありません。会社のブログとして「お役立ちブログ」というのを作っていましたが、これは「WordPress」でサブサイトにして持っていました。
もうそろそろ、うちの会社も根本的なリニューアルをしないといかんと思ったのですが、「WordPress」で作ると「固定ページ」がたくさんできますし、ちょっと凝ったレイアウトをしようと思うとCSSを駆使することになります。
あわよくば、個別のページは営業部自身に管理してもらい、更新もしてくれれば楽なんだけどなぁと思っていたんですが、「WordPress」だとアカウントを渡すのを、ちょっと躊躇してしまいます。なんかくっちゃくちゃにされるか、サポート負荷がグンとアップするか…。本当は自分たちでコンテンツを考え、ページに起こして反応はどうか、アクセス解析してみるとかの経験もできるし、それはお客様のサイトに関わる上で重要な「原体験」にもなると思っていたのですが。
そんなとき「あ、あれならどうだろう?」と思ったのが「concrete5」です。
目次
●知ってはいました「concrete5」
先にいろんなCMSを調査したときに「concrete5」も自分でインストールして試した記憶があります。「concrete5」を最初に触ろうと思ったのは、たぶんですが「Jimdo」がキッカケだったように思います。表示画面で、そのまま編集モードに入って右クリックで追加するコンテンツのタイプを選んで、挿入したものはマウスでグリグリってやると位置が変わる…。ちょっとしたカルチャーショックでしたね。もう「Jimdo」をベースに考えてもと一瞬思ったんですが、ブログ部分の機能が貧弱なことや、テーマのカスタマイズとかが、かなりややこしそうで、自由なカスタマイズがどこまでできるかという不安がありました。そこで「Jimdo」のようなタイプの編集モードを持ち、WEBサービスでなく自分でインストールするタイプのものはない?と思って探して見つけたのが「concrete5」だったと思います。
でも、なんでそのときに「concrete5」にしなかったのかというと、やはり「BLOCK TYPE」の後継を探していたわけなので、ブログ機能が高機能でないといけないというのと、当時でいうとコミュニティの姿が見えなかったというのが大きかったのかもしれません。解説本も出ていませんでしたし、これに乗っかって大丈夫か?というのはありました。コミュニティがなくても「MovableType」におけるシックスアパートさんのような会社があれば、また話は別だったかもしれません。
そういうわけで「面白そうなんだけどなぁ」と思いつつ、そっとマウスに置いた手を離したのでした…。
●「concrete5」への再会はWordBnech名古屋で
そうこうするうちに、名古屋における「WordPress」のコミュニティである、WordBench名古屋にズッポリ関わるようになりました。
そこで、ある方と出会います。第一印象は「Ustreamの達人」=映像の人でした。その認識は正しいのですが、徐々にその方が「concrete5」の人だということに気付き始めます。
いつも会うのはWordBenchですから、主には「WordPress」の話しをして「concrete5」に話はあんまりしませんでした。しかしそのうちに、勤めておられた会社をやめて「コンクリート・ファイブ・ジャパン」という会社を作ることになったと聞きました。え?日本法人作るの?そう思って周りを見渡すと、WordBench名古屋の中には、他に何人か「concrete5」の人がいました。まだ大きなコミュニティはないけれど、身近なあの人が日本法人を設立するメンバーになるというのは大きなインパクトがありました。
そして公式の解説本の出版。早速買いました(^^)。いつも使っているCPIにも「concrete5」のインストーラーが搭載されて、私でもポチポチしているとインストールできるようになっています。ということで、検証用のサーバを一個用意して試すことにしました。本を読みながら真面目にCMSを触るなんて、何年ぶりだったでしょうか?
この時点で、機能以外の私なりのCMS選定ポイント、
- コミュニティもしくはサポートする法人の存在
- レンタルサーバでのインストーラーの提供
- 解説本の存在
という三要素はクリアされています。
私はノンプログラマのディレクターですし、社内にバリバリPHP書く人もいないので、上記のような点は大事なポイントになります。
ということは、あとは機能面を調べればいいわけです。
●サイトマップベースのCMSという発見!
さてさて、本を脇におきつつ検証用の「concrete5」でボチボチ触り始めました。わかんないことがあると、Facebookメッセージで「コンクリート・ファイブ・ジャパン」の取締役に直接質問しちゃうという贅沢な環境で(笑)。
やっていく中で、私なりに「concrete5」の大きな特徴を2つ発見します。特に「WordPress」との対比という点でです。
それは…
- 表示画面と編集機能の融合
- サイト構成とページ管理の融合
ということ。
1.表示画面と編集機能の融合
まぁこれは、すでにわかっていたことですけれどもブラウザでページを表示して、編集モードに切り替えると編集可能な箇所が赤い点線で囲まれます(ver.5.6まで)。そこにどういうコンテンツを追加するかを決めて追加したり、ブロックそのものをグリグリってして位置を変えたりできます。そんなことを確かめていると「あれ?これどっかで見たことがあるぞ?」という思いにかられました。
「なんだろう?あ!あ!Contributeだ!」
そうです、あの私の「黒歴史」に登場した「Contribute」に似ています。「Contribute」も内蔵ブラウザでページを表示して「編集」ボタンを押すと編集モードに切り替わります。そしてそのページが「Dreamweaver」のテンプレートがあたっている場合は、「編集可能領域」が確か緑か水色の枠で表示されます。そこに直接文字を打ち込んだり、ライブラリやスニペットを取り込んだり…なんかソックリじゃないですか!
今は昔のように、文字に色をいっぱいつけたり、大きな写真ドーンっていうお客様も少ないですし、適切な編集上の制約もあるので以前のような失敗にはならなくて済みそうです。
「ああ、こんな感じのバランスでできたらよかったんだよなぁ」と、しみじみ思いました。
「WordPress」との関係でいうと、「WprdPress」はページの作成や編集は、それ専用の画面に遷移して行います。実際の表示画面とは異なる画面で編集を行いますので、最終的にどういう見栄えになるのか、位置関係は意図した通りになっているのかは「プレビューボタン」を押すまで確認できません。プレビューして間違っていれば直してってことになります。下の方にあった画像を上の方に移動させたいとき、画像を選んでグリグリってやるわけには行きません。一番安全なのはソース表示にして該当の箇所のHTMLコードをカット&ペーストして上部に持っていくという方法でしょうか(ビジュアルモードでカット&ペーストすると、必要なコード全部選択してなかったり、余計なものを拾ったりして後でややこしくなったりしますので)。
カスタムフィールドを駆使して、プラグインなんかも使ってカスタムフィールドの順番を自由に変えられたりするようにもできますが、そのぶん覚えないといけない操作が増えてしまいます。
ページの形がある程度決まっているような場合は、「WordPress」は強いんですが、1つのページをあーでもない、こーでもないとやりつつ、ちょっと凝ったレイアウト(製品ページだけれども製品ごとにページ内のテキストや画像の配置が違うなど)をしようと思うと、ちょっと厄介です。凝ったレイアウトをするにはCSSを駆使する必要もあるでしょうし、編集画面と仕上がりとを頭の中で設計し想像できる人でないといけません。
これはどちらがいいという話ではなく、サイトやページの特性に対して向いているかいないかというタイプの違いです。
しかし「concrete5」の持つ特性を「Contribute」との類似、「WordPress」との比較で把握できたのは、自分としてはとてもストンと腹に落ちる感じでした。
2.サイト構成とページ管理の融合
さてもうひとつの発見です。
それは「concrete5」には、「サイトマップ」の機能があります。サイト内のページはもちろん、外部へのリンクも含めてサイトの構造をツリー形式で表示できます(フラット形式というのもある)。「WordPress」の場合は、固定ページについては階層を持ったり表示順を決めたりはできますが、全体としてフラットな感じで表示されるので、その画面を見てサイトのツリー構造を想像はしにくいです(もっとビジュアル的に見せられるプラグインとかあるのかもですが)。
「concrete5」のサイトマップは、ページ名(ページタイトルとは別につけられる)をクリックすると、コンテキストメニューが出てきて、表示させたり削除したり権限を設定できたりなどができるようになっています。もちろん表示させたら編集モードに移って編集できます。
やはり「WordPress」はブログベース(時系列ベース)のCMSであり、固定ページはオプション的な位置づけとして発展してきたと思います。それは「WordPress」が得意とするタイプのサイトでは、それがいいんだと思います。
一方「concrete5」はサイトマップベースのCMSであるというのが新しい発見でした。
これまで目にしてきたCMSというのは、「MovableType」はもちろんですがブログベースで発展してきたものが多かったわけです。コーナーが多岐にわたったり、階層が深くなったりして、サイトの構成を把握しずらいようなサイトでは、ページ管理の画面でサイトの構成を想起しやすい状態で見せるというのは重要だと思います。
例えばある製品のページだけは、担当部署が管理し更新をするような場合、どこが自分の分担なのかすぐにわかります。人間の頭の中では、サイトの構成はツリー構造になっていると思うので、直感的でわかりやすい仕様です。
ここでハタと、「これってDreamweaverみたいじゃね?」と思ったわけです(実装ではなく考え方としてですが)。
ページタイプごとのテンプレートを作るのも「Dreamweaver」のテンプレートファイルに「編集可能領域」を入れるのに似ていますし、ライブラリやスニペットを作って挿入するのもよく似ています。
ということは、「concrete5」は「Dreamweaver」と「Contribute」を足してサーバにアップしたようなCMSなんじゃないかと思ったんです。
このことを「concrete5」の学習会に出た時に、先の「コンクリート・ファイブ・ジャパン」の取締役に投げかけてみました。「ああ、そうそう、DreamweaverやContributeを知っている人なら、そう考えると理解しやすいかもですね」と言われました。なるほど、これも腹にストンと落ちました。
●DTPあがりMT経由の私にとってわかりやすかった
あと、個人的なことですが私は印刷会社勤務なのでWEBに関わる前はDTPやってたんです(今も少しやってますけど)。
DTPの人は「DTP脳」を持っていると私は常々思っていて、それは「画面で仕上がりを目で確認しながら制作する」ことを基本としています。DTPの核心のひとつが「WYSIWYG」にあると思うのですが、まさしくそれです。そういう私にとって「MovableType」は静的HTMLの中にMTタグと呼ばれる専用タグを入れてテンプレートファイルを作りますので「Dreamweaver」で静的HTMLファイルを作り、そこにMTタグを入れればよかったので「WYSIWYG」とまではいかないけれども、仕上がりイメージが常に目視できていたので、とっつきやすかったのです。「Dreamweaver」用に「MovableType専用タグ」を挿入するスニペットも提供されていました。
しかし「WordPress」のテーマ作成では、ひとつのテンプレートの中身が、いくつかのPHPファイルに分散していて、いったんWEBサーバを経由して動的にページを生成しないと表示の確認ができなかったのと、PHPもある程度かけないとまともなカスタマイズもできないというのがネックになって挫折してました。有能なスタッフがそこらへんはクリアしてくれたので、私は手を動かさず設計段階では手を動かしますが実際のコーディングはしないようになりました。
このとき必要だったのは「WEB脳」だったと思います。「目に見える画面はソースコードの結果でしかない」という立場で、ソースコードで何事も決着をつけれられないと行けないんですが、コードを読んだり修正することはできても、一から書く壁を乗り越えられなかった私には「WEB脳」が足りなかったように思います。
DTPだって最終的な成果物はPostScriptコードの結果でしかないと言えばそれまでなんですけど、PostScriptコードを直に書く人なんて誰もいませんから(いるかもしれないけど)、コードは勝手に生成されるものであって、コード自体を扱うという感覚はDTPの人には希薄だと思います。
「concrete5」は、テンプレートファイルを作るときには、静的HTMLに数行のコードを埋め込むことでできますので、「DTP脳」的傾向が強い方は「concrete5」のがとっつきやすいかもしれません。
●ちゃんと研修を受けさせよう!
私としては「なるほど、なるほど」の連続で面白かったんですが、実はこの過程は社内のスタッフとはあまり共有できていませんでした。
それこそ毎日「WordPress」での制作案件や更新で忙しくしているわけですから、「これからはconcrete5も使ってこうよ、面白そうだよ」とか言おうものなら、「また部長の新しもの好きが始まったよ」と、冷たい視線を浴びること必至です(汗)。
そこで一策を講じます(笑)
「コンクリート・ファイブ・ジャパン」の方に会社に来てもらい、出版された解説本をテキストにワークショップ的な講習をしてもらうことにしました(もちろん有償で)。
1回2時間で週1回を4回行う予定です(今月の末くらいから)。
「BLOCK TYPE」「WordPress」などブログベースCMSに、スタッフは慣れているので、そういう発想の転換をしてもらう上でも、きちんとした講習を受けた方がいいと思うからです。ただ、スタッフはかつては「Dreamweaver」でバリバリサイトを作っていたので、きっと「concrete5」の考え方は受け入れ易いんじゃないかなと思っています。
また「WordPress」の時は、OJTと自力での学習で乗り切ってもらっていました。確かに「WordPress」は本もたくさん出ているし、ネット上にも情報は豊富にあり、コミュニティで繋がった人とのネットワークもあったので、それでもなんとかなりましたが、最初にきちんとした研修を設定すればよかったなというのが反省だったので、今回はその反省を活かしたという意味合いもあります。
●沼津ショック!「WordPressとconcrete5の連携」
自社のサイトを「concrete5」で全面リニューアルすることを決めて、いよいよ「WordPress」と「concrete5」の二強時代を迎える準備をしていました。
そんなとき、先の取締役さんから「沼津で面白い学習会がある」という情報を頂きました。
その学習会というのが「コンフジ! in 沼津 http://concrete5-japan.org/news/con-fuji-numazu/ 」です。
どれどれと内容を見ていたら「concrete5の可能性とWordPressとの連携のお話」というのがありました。「なに!WordPressとの連携?」と思いました。
前にも「ブログはWordPressが強いんだから、そういう部分だけWordPressにまかせてしまって、投稿そのものをconcrete5に取り込めればいいのにね~」とかは、思ってたし言ってたんです。「concrete5」が5.7でブログ機能を強化する話や「WordPress」との連携も検討中という話も聞いていましたが、まさかこんなに早く実現するとは!とビックリしました。
これは「WordPress」側にも変化があって、「WordPress」が他のシステムやプログラムと連携するためのAPI機能を実装し始めたことも影響しています。
基本機能に組み込まれるのには、まだ少し時間がいるようですが、現在はプラグインを使えば同様な機能が使えるようになっていました。
でもって「concrete5」との連携を、実際にやって見せるというのですから、見に行くしかないじゃないですか。
休みの日には、空気の抜けた浮き輪のように、へなへなと家でゴロゴロすることしか脳のない出不精の私が、沼津に行くって即決しました。しかも前日に同じ場所で、サーバ関係の面白い学習会もあるってことで、泊まりがけでいくことにしました。
で、実際のお話しは、ここで見ることができます。
まずは、何も言わずにこのアーカイブをご覧あれ!
「WordPress」の投稿が「concrete5」のページとして、スマートに取り込まれているだけじゃなく、逆に「concrete5」から新規ページを作成すると「Wordpress」側にも反映するのにはビックリ!当日、スピーカーの方はここで「おおっ~!」って反応を期待されたと思うんですが、なんか会場全体があっけにとられて、ポカ~ンって感じで一見反応が薄かったように見えましたが、実はそうではなかったと思います。
あとこの学習会では、これ以外にも、おもしろいセッションあったので、ぜひご覧ください。
「concrete5」の5.7の斬新なUIとか、きっと刺激的です。
▶ CMS と concrete5 のわかりやすい紹介
https://www.youtube.com/watch?v=VEX3B4Ngbjs
▶ concrete5で制作フローの効率化をしてみんなでリア充になろう!
https://www.youtube.com/watch?v=-yOL2I1mso0
自社サイトを考えたときも、オフィシャルサイトは「concrete5」で作って、今まで「WordPress」で作ってきたブログは、そのまま「concrete5」に読み込ませればいいことになります。
しかも公式サイトとブログは、別々に運用してていいわけです。同じように会社のオフィシャルサイトと、ブログを別々に持つ場合はあるわけで、そういう場合は「餅は餅屋」にまかせて運用すればいいわけです。
なんかすごくないですか?すごくないですか?ワクワクしてきましたね~。
「concrete5」と「WordPress」の双方のコミュニティは仲がいいのも特徴だと思います。先の沼津の学習会でも、午前中は「concrete5」の学習会で、午後からはほぼ同じメンバーが、同じ会場で「WordPress」の学習会をやってました。どっちも扱える人も多いですし、和気あいあいとした感じです。
仕組み的にも、人的にも「仲良し」の2つのCMSは、両方を扱えるようになると、いろんなお客様の要望に適切に応えられるサイトを構築しやすくなると思います。
私はあいかわらず口だけの人ですが(笑)、会社としては両方をガッツリ扱えるようになっていこうと思っています。
●CMS探しの旅に終着点なし
この15年のCMS探しの旅の、最初に終着点だと思ったのが「BLOCK TYPE」でしたが、そこは終着点ではありませんでした。
今回行き着いた「WordPressとconcrete5の両刀使い」という答えも、きっと数年するとまた違った展開を見せてくるでしょう。
でも、当分はこれが、うちにとっての最適解のような気がします。
しばらくはこの「両刀使い」、「WordPressとconcrete5の“箱推し”」で行こうと思います。
最後に、私の昔話にお付き合いくださった皆さんに感謝です。ありがとうございました。
前編、後編と楽しく読まさせていただきました (^-^)
私も同じような流れですねー。
私の場合は、MODX が間に入りますけど… w