Pulse CMS(インストール編)

Pulse CMSは、45秒でインストールできると謳っていますが、なにせ今のところ主な情報源は英語ですし、ドキュメントのページも英語です。
妙なところで引っかかってしまわないように、いちおう私が行ったインストールの手順や注意点について書こうと思います。誰かの転ばぬ先の杖になればと…。

ただ基本的に、とてもインストールが簡単ですので、そんなに書くこともないような気もしますけど…。

インストールできる環境かどうかを確認

Pulse CMSはデータベース不要とは言え、WebサーバはApache、PHPは5.3以上という条件があります。Nginx とか Amazon EC2 でもいいみたいです。

インストールできるかどうかを調べるツールも提供されています。
下記よりダウンロード可能です。
https://www.pulsecms.com/download/extras/reqs.zip

reqs.zipというファイルがダウンロードされるので、それを解凍してできるreqs.phpというファイルを調べたいサーバにアップロードして実行させればサーバを調べてくれます。

reqs

Webサーバの種類やPHPのバージョンはもちろん、セーフモードの状態(OFFになっていればよい)、Magic quotesの状態(OFFになっていればよい)、GDが有効化されているかどうかなどを調べてくれます。とりあえず私が試した2つのサーバは、どっちもOKでした。もしかしたら環境的に適さない場合は、セルが赤くなったりするのかもしれません(未確認です)。
今のレンタルサーバ的には、そんなに厳しい条件じゃないので、たぶん多くのサーバでOKだと思います。

Pulse CMSの購入とダウンロード

サーバの環境がOKであれば、早速Pulse CMSを入手しましょう。日本語公式サイトの上の方にある、オレンジの「購入」というボタンをクリックします。

▶Pulse CMS 日本語公式サイト
https://www.pulsecms.com/ja/

無制限版(39,900円→19,900円/年)、5ドメイン版(19,900円→9,900円/回)、シングルドメイン版(3,900円/回)からパッケージを選び、個数を選んでPaypalかクレジットカードで支払います。

支払いが終わると、シリアルナンバーの入った「Pulse CMS Serial Number」というメールが送られてきます。この中にPulse CMSの本体をダウンロードできるリンクも含まれているのでクリックしてダウンロードします。pulse.zipというファイルがダウンロードされ解凍するとPulseというフォルダができ、その中にさらにpulseというフォルダがあり、その中に必要なデータが入っています。

解凍してできるファイルは以下のようになります。

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config.phpの編集

まずは開いて編集するのは、config.phpです。テキストエディタなどで開きます(上のキャプチャ画像で赤い矢印でさしているもの)。

最初に編集するのは8行目のインストールするパスです(config.php中のコメントは割愛してあります)。

$path  = ”;

Webサーバのルートフォルダではなくサブフォルダにインストールする場合は、それを記載します。例えば、http://www.hogehoge.com/ で表示されるところにインストールするのなら、何も記載は必要ありませんが、仮にhttp://www.hogehoge.com/abcd/ で表示されるところにインストールするなら、

$path  = ‘/abcd’;

と記載しておきます。

次は10行目の、ログインパスワードです。これは管理画面にログインするパスワードを指定します。

$password  = ‘demo’;

デフォルトでは demo というパスワードが入っているので、これを書き換えます。

基本的には、これでいいんですが、ログインしたあとに管理画面の表示を日本語にしたいだろうし、タイムゾーンも日本のタイムゾーンに合わせておきたいので、12行目と13行目を、それぞれ下記のように変えておきます。

date_default_timezone_set(‘Asia/Tokyo‘);
$language = ‘japanese‘;

実は、これだけでは管理画面は日本語表示になりませんが、それはあとで説明します。

あと、送られてきたシリアルコードを、記入しておきます。

$pulse_serial    = ‘ここにシリアルコードを記載‘ ;

.htaccessについて

解凍すると、すでに.htaccessファイルができあがります。
CPIのように.htaccessでPHPの使用バージョンを決めたりするサーバの場合は、あらかじめここに記載しておくといいと思います。.htaccessが見当たらない、もしくはアップロードしたのにサーバ上に.htaccessが見当たらないという場合は、sample.htaccessというファイルに必要な記述をして、それをアップロードしサーバ上でファイル名をsample.htaccessから.htaccessに変更しましょう。

アップロード

準備ができたらファイルをアップロードします。
このときpulseフォルダごとアップしてしまうのではなく、表示させたいディレクトリにadminフォルダ~sample.htaccessまでのファイルを直接アップロードします。

パーミッション設定は、フォルダは755、ファイルは644にします。特に拡張子ごとにパーミッションを変えてアップロードするような設定がしてなければ、通常は普通にアップロードすると、そうなると思いますが、いちおう確認しましょう。

表示とログイン

インストールしたURLにアクセスしてPulse CMSのデフォルトのテーマのサイトが表示されるかどうか確認します。

表示されたら、そのURLの後に /admin と入れてアクセスするとパスワード表示画面がでてきますので、config.phpで設定したパスワードを入れてログインします。

これで管理画面が表示されたらOKです。他のCMSに比べて、とてもシンプルな管理画面ですね。

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管理画面の日本語化

しかし管理画面が英語表記になっています。なので、ここを日本語表記に変えます。config.phpで言語設定は日本語にしてあるので、必要な言語ファイルを入手して適切な場所にアップロードします。

まずは下記から言語ファイルを入手します。
▶Pulse CMSの言語ファイル
https://github.com/yuzoolcode/pulsecms-languages

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右上の緑の「Clone or download」ボタンを押して「Download ZIP」を選んでダウンロードしましょう。そして解凍してできたファイルの中から「japanese.php」をみつけて、admin/inc/lang フォルダにアップロードします。これで管理画面が日本語化されるはずです。

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とりあえず以上が私が行った手順です。

うまく行ったケースなので、本当はもっと何か注意点があるのかもしれませんが、データベースの設定とかない分、比較的簡単にインストールできるのではないかと思います。

Pulse CMS(インストール編)” への1件のフィードバック

  1. 丁寧なレビュー、ありがとうございます!比較的簡単にインストールできたとのことで安心しました。現在、日本語での公式なドキュメントページの作成を進めていますが、ご存知の通り今のところまだ英語だけなので、このレビューはとても助かります。重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

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