先週末、蒲郡で開催されていた「全国ご当地うどんサミット」なるイベントに行ってきました。
娘と行こうと思ってたんですが、娘は先約があり1人参戦となりました。全国から31の、ご当地うどんが出店し、参加者の投票でグランプリを決めようというイベントで、もう6回目になるみたいです。
うどん好きを自称する私にとっては、車で30分くらいのところで開催されるという幸運に恵まれ、参加しておかないといけないイベントでした(笑)。
うどんは1杯400円。3枚つづりのチケット(1,200円)を購入し、各お店にチケットを切り離して渡して購入します。チケットには投票券が1枚づついているので、それを切り離して最後に投票箱にいれる方式です。私は3枚つづりを2枚、要するに6杯分のチケットを購入しました。1杯は、通常の半分くらいの量だと思うので、実際には3人前くらいを食べることになりますが、お腹いっぱいになりました。
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「吉田のうどんが」食べたかったのに…
実は、このイベントで食べたいうどんがありました。それは山梨の「吉田のうどん」です。名古屋には「吉田のうどん」を出しているお店はないようなので、この機会にぜひ食べたかったのですが、なんと出展者の手続きミスで、今年からは「ほうとううどん」を出展する予定だったのに、申請書類を例年通りの「吉田のうどん」で提出してあったようで…。真っ先に出店の番号に行ったんですが「吉田のうどん」ではなく「ほうとううどん」が出店していて、よくわからないまま「ほうとううどん」を食べることに…。まぁ美味しかったんですけど、心残りが…ショックのあまり、おうどんの写真撮るのを忘れました(涙)
30分かけて茹でる、ほうとうは柔らかく適度なコシもあり、甘めの出汁や具(でっかいかぼちゃがゴロッと入ってたり…)と一緒に食べると、なんかちょっと懐かしい感じのする、うどんでした。
大阪のうどんのリベンジしたかったんだけど
大阪の人に言わせると「大阪のうどんはめっちゃ美味しい」と言われるんですが、申し訳ないけど大阪で何度かうどんを食べましたが、あまり美味しいと思ったことがなく、食べた店が悪いんだろうと今回は、ご当地うどんとして出展するお店のうどんを食べて、大阪のうどんの美味しさを味わおうと思いました。
ですが、大阪のスタンダードなうどんというよりは、ちょっと変わり種の「肉かすうどん」だったので、大阪のお出汁をきかせたうどんの美味しさを味わう感じではなかったのが心残り。でも「肉かすうどん」自体は美味しかったです。全体の投票で4位に入っているのも頷けます。全体としてはトッピングに豪勢なもの(海鮮かきあげとか近江牛とか)が乗っているところに人が並んでましたが、シンプルなうどんで上位に食い込みました。
ただ、肉かすは、うどんだけでなくラーメンに合わせても美味しいだろうし、うどん自体の味を楽しむ感じではなかったのは残念なところ。
王道「水沢うどん」は、やはり美味しかった
もうひとつ食べたかったのが、日本三大うどんのひとつである「水沢うどん」。日本三大うどんというのは「讃岐・稲庭・水沢」うどんです。讃岐や稲庭は何度か食べたことがあるので、食べたことのない「水沢うどん」を食べることに。
豪勢な具が乗っているところが人気なんですが、一方トッピングはシンプルでも名前が売れている「稲庭うどん」や「水沢うどん」にも結構な人が並んでました。私が食べた中では一番長い行列でした。
で、ここは冷たい麺とお出汁だったこともありますが、麺の味もしっかりするし、お出汁がそれをアシストする感じの王道な感じで美味しかったです。回転が早いこともあり、麺を茹でてから時間もあまり経っていないのでしょう、麺の角もちゃんとあって、喉越しも抜群。一口目で「うまっ!」と思いました。具材もきのこの天ぷらで主張しずぎす、よいアクセントになっていてバランスもバッチリ。
派手な具材のうどんが人気の中で、投票で5位に入ったのもさすがだと思いました。
出汁の味が強すぎたように思う「熊谷うどん」
全国有数の小麦の産地で、小麦の味を楽しんでくださいって謳い文句だったので期待していったのですが、お出汁が濃すぎるというか醤油からくて、せっかくの麺の味が味わえないという感じの残念な結果に…。つけ麺方式ではないので、麺の味だけ確認することもできませんでした。もうちょっと、お出汁の味を薄くするか、つけ麺式にすれば、もっと上位に食い込めたんじゃないかなぁって思いました。
とろろこんぶはなくてもよかったかも「氷見手延うどん」
これも麺の味を楽しめるのではと思ったんですけど、トッピングに「とろろこんぶ」が乗っていて、この味が強すぎたように思いました。最初に混ぜてしまったのが失敗だったのかもしれませんが、この味が強くて淡い小麦の味が消えてしまったような…。通常は麺の量はもっと多いはずなので、それだとバランスがいいのかもしれませんが…。
実はこれは2杯めに食べたんですけど、吉田のうどんが食べられなかったショックを引きずっており、こちらも写真撮り忘れました。
もうちょっと食べたかった「村山かてうどん」
これも麺の味を期待して食べました。私が食べた中では唯一のつけめんタイプでした。ちょっと他のうどんより量が少なく感じたのは気のせいですかね?野菜が甘いので、少し絡めのつゆと一緒に食べると美味しかったです。でも、もう二口くらい食べたかったような…つけ麺タイプだったので、そう思ったのかもしれません。
グランプリは「北海道純雪うどん」でした。
私は開票のときまではいませんでしたが、最終的に「北海道純雪うどん」がグランプリを獲ったそうです。
確かに、終始たくさんの人が並んでました。人がたくさん並んでたのでトッピングが豪勢なタイプかと思って外してましたが、どうもそうではなかったみたい。しまったなぁ、食べておけばよかった。
来年は埼玉県熊谷市だそうです。
2年連続で蒲郡の開催だったようです。来年も蒲郡なら参加しようと思いましたが、埼玉県ではちょっと行けそうにもない…残念。
来年、熊谷でやるなら「熊谷うどん」さんは、ぜひ出汁の味を調整して上位を狙って欲しいですね。